ごあいさつ
救護施設岡野福祉会館にアクセスいただき、ありがとうございます。当施設は生活保護法に規定された定員130名の救護施設です。救護施設とは、身体や精神に障害があるなど、何らかの生活上の問題のため、日常生活を営むことが困難な生活保護受給者の方が入所し、健康で安心して生活しつつ、自立を目指すために支援する施設です。
施設の環境は、都会の中でも学校や公園に囲まれた住宅地で恵まれた場所にあります。同じ敷地内に特別養護老人ホーム(パークサイド岡野ホーム)があり、地域との交流を図るため福祉友の会「泉の友」との連携により施設や地域のイベントなど、地域との「つながり」を大切にしています。
全国の救護施設が組織する全国救護施設協議会が進める「救護施設が取り組む生活困窮者支援の行動指針」により、生活困窮者支援のために神奈川県社会福祉協議会が行う「神奈川ライフサポート事業」に参画し、制度の狭間にいる人々の支援を行い、平成28年度から「救護施設居宅生活訓練事業」を実施し、施設利用者が外部のアパートを利用して、地域移行に向けた社会生活力の訓練を行っています。また、平成30年度から生活困窮者(施設利用者以外の地域の方々)のための「就労訓練事業」を進めております。
今後も、利用者が地域の中で安心して生活できる施設、地域に必要な施設を目指して運営してまいりますので、皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
救護施設岡野福祉会館 施設長 石井 謙次
運営方針
法人の理念に基づき、以下の3つを掲げています。
- 基本的人権の尊重
- 地域交流との連携
- 職員としての意識
重点目標
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業務継続計画の研修及び訓練の実施
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非常災害対策
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救護施設の「見える化」「見せる化」と地域交流事業
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外部研修等によるサービスの質の向上を目指す
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個別支援計画の制度化
- 入退所の推進