会長挨拶
本会は、太平洋戦争で戦災にあわれた方達を援護する目的で設立された戦災援護会(全国組織)を母体に、昭和22年10月に財団法人恩賜財団神奈川県同胞援護会に改組し、昭和27年の社会福祉事業法施行に伴い社会福祉法人となりましたが、戦後の混乱期から高度成長期を経て、目まぐるしく変わる社会のニーズに対応しながら現在の法人組織や施設へと変遷し、令和6年10月1日をもって創立77周年を迎えました。
近年は業態にかかわらず人手不足が問題となっておりますが、社会福祉事業もあらゆる職種での人材不足が大きな課題となっております。
本会では、すべての職員にとって働きやすい職場環境や処遇の向上を目指し、組織力を生かした様々な内部研修などによるスキルアップやキャリアアップの機会を計画的に進めながら人材育成を行っており、定着率の向上につながっております。また各種の資格所有者につきましても復職に対する援助プログラムを作成し、再チャレンジの機会となりますように務めております。
これからも、多様化する福祉ニーズを的確に捉え、皆様の期待に応えるべく役職員一同力を合わせ、また地域の皆様やご利用者様やご家族と協力しながら、事業に邁進してまいりたいと存じますのでよろしくお願い申し上げます。
令和6年10月1日
岡 章太郎