会長挨拶
本会は、太平洋戦争で戦災にあわれた人達を援護する目的で設立された戦災援護会(全国組織)を母体とし、昭和22年10月に財団法人恩賜財団神奈川県同胞援護会に改組し、昭和27年5月の社会福祉事業法施行に伴い社会福祉法人となりました。
戦後の混乱期から高度成長期を経て、目まぐるしく変わる社会のニーズに合わせ、現在の法人組織や施設へと変遷してまいりました。
近年の社会福祉事業の課題として、あらゆる職種での人材不足が大きな壁となっておりますが、今年になって予想もしなかった新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界的なウイルスとの戦い、そして経済も大きな打撃を受けており、これから更に生活困窮者の増加が見込まれます。
社会福祉法は生活困窮者や社会的弱者の援助や救済が目的でありますので「新しい生活様式」を模索しながらも、本会役職員はもとより、地域の皆様やご利用者様のご家族と共に協力し、事業に邁進してまいりたいと存じますのでよろしくお願い申し上げます。
岡 章太郎